ひと目でそれだとイメージできるように
デザインをルール化して一貫性をもたせることを「トンマナづくり」と言います。
例えば「コカ・コーラ」。
赤と白からなるモノをみると「コーラっぽい」とイメージできると思うのですが、これがトンマナの好例です。
商品やサービスの独自性を、色や文字、デザインで表現して認知が広がると、イメージから連想されるようになります。
こうなれば、以後はそのイメージを使い続けられるので、都度ルールづくりをする必要がありません。
一貫性のあるデザインのルールづくりとは
一貫性を持たせるためには、「何のための」ルール化なのかをハッキリさせることです。
デザインのルールづくりで大切なことは、
・つくる人や使う人が「便利」と感じる
・使うことで「助かる」と感じる
・見て、使って「楽しめる」と感じる
です。
単純に、色使いのルールや書体のルール決めをして一貫性を持たせることよりも先に、根本として「それがどういうイメージであるべきものなのか」を多方面から検討する必要があります。
一貫性のあるデザインのガイドラインづくり
1.「目的」をハッキリさせ、どうあるべきかを検討する
2.作業が効率化され、使う人が楽に使い回せることを目指す
3.崩してはいけない部分と、自由にして良い部分をつくる
長い間使っていくのであればあるほど、定着して遜色のないデザインにしなければなりません。
ガイドラインはきちんと決めておきましょう。