DMや集客のチラシのデザインで、
「クライアントから情報をもらったので、さっそくデザインに落とし込もう!」
「ん?何だか映えないデザインになってしまったなぁ…」
なんてことはありませんか?
これは「事実的な情報」しかない場合によく起こります。
内容が事実的なことばかりだと、ただの情報の塊になってしまいがちになるのでデザインを発展させるのが難しくなります。
そして以下のようなことをやってしまいがちになります。
・無理やり装飾やあしらいを入れて全体を成り立たせようとする
・四角や丸などの図形に頼りがちになってしまう
例えば以下のような感じです。
魅力的ではなく、情報を並べただけになり、これでは簡単にスルーされてしまいます。
ではこのような「情報だけの状態」から、どのようにすればしっかり見てもらえるモノになるのでしょうか?
答えは
「ベネフィット(近い未来のハッピー)」を追加する
です。魅力があればスルーされることはありません。
もし事実的な情報しかない場合は、クライアントに相談をしてベネフィットを追加してみましょう。
今回はベネフィットをキャッチコピーのように追加してみました。
ベネフィットを追加すると、世界観を作りやすくなりイメージが湧いてきます。
そうすると、
・「方向性」が見えてくる
・ストーリー性が出せる、またはキャッチコピーが付けられる
・レイアウトに変化をつけやすくなる
という利点が出てきます。
情報を正しく載せることはもちろん大切ですが、それだけでは見る人は共感してくれません。
しっかりと見る人の立場に立って、来ればこうなりますよ!という「近い未来のハッピー」を提示してあげることも広告のデザインには大切です。
読んでくれるようにすることを意識してデザインを作ってきましょう。