「目立たせる」だけでは行動しない

広告や宣伝のデザインでは、「無意識の相手に対し、それを目に飛び込ませる」というのは大切なテーマです。

単にそれだけで良いかというとそうではありません。

 

目に飛び込ませる→人の心を動かす→実際に行動に移してもらう

 

目に飛び込ませたその後のことまでを整理して考える必要があります。

 

実感する→行動に移る

体験価値や共感を呼び起こしましょう。

人に何かをしてもらおうと思って無理に強制をしても、人は動いてくれないものです。

どうしても売りたい商品があると、その熱意から文字を大きくしたり、目立つようにしてしまいがちです。これは逆効果になってしまう恐れもありますので注意しましょう。

 

大切なのは共感を呼ぶようにすることです。

 

一番共感を呼びやすいのが「口コミ」です。

口コミを集めると、だいたいの場合において「ビフォーアフター」が入っています。

・「これを使ったら私もそうなれるかしら?」
・「この人もこうなったんだから、私もこうなれるはず!」

など、自分の近い未来がハッピーになる姿を思い浮かべてもらうようにデザインで表現すると、行動してもらいやすくなります。

 

導線をしっかりとデザインする

共感を呼んでも、申し込みの行動を取りにくいデザイン設計だとお客さんは離脱してしまいます。

 

【チラシの場合】

・連絡をしやすいか(電話番号・メールアドレス・QRコードの記載)
・連絡先は見やすく適切な位置にあるか
・信頼性(WebサイトURLや会社住所の記載など)はあるか

…など

 

【Web(LP)の場合】

・お悩みの共感と解決の流れができているか
・CTA(コール・トゥ・アクション:申込ボタン周辺にある、最終行動を起こしてもらうための情報)は適切か
・申込ボタンの色やサイズは適切か

…など

 

きちんと情報を整理して、適切な位置に、適切な表現で導線デザインをしていきましょう。