正解イメージの「見える化」

デザインの方向性を決める際は、「こういうふうにはしない」とマイナス方向から基準作りをすると楽です。

以下に書いていますので良かったら参考にしてみてください。

>> 009.デザインは「引き算で考える」と上手くいく

「引き算理論」でマイナスイメージを特定し、一定の基準ができたら今度は「こうなりたい」という「正解のイメージ」を作ります。

以下のルールでやりましょう。

1.言葉で表すのではなく、できるだけイラストや写真といったビジュアル物を使う
2.自分の好みではなく「この内容に適した正解」を作る

そうすることで、言葉では発見できない感覚や必要・不必要のポイントを見つけることができます。

 

イメージを「ボード化」しよう

「InVision」というツールを使ってイメージボード(ムードボード)を作ると楽です。

InVisionにはイメージボード作成ができる「Boards」という機能があります。

Boardsを使えば、正解だろうと思い探してきた写真や、手描きのイラストなどをボードに反映できるため、「正解イメージ」を簡単に視覚化できます。

3ボードまで無料で使えますので、便利に使ってみましょう。

仮に、イメージボードを作らずにデザイン物を作り始めたとすると、自分の言いたいことや表現などをぎっしり詰め込んだレイアウトになりかねません。

「ワクワク感」「近い未来のハッピーな姿」といった、言葉や文字で伝えにくいコトが抜け落ちる

ですので、言葉では伝わりにくくビジュアルでは伝わりやすい「表現」「感覚」をしっかりとビジュアルで可視化していきましょう。

 

イメージを書き出してみよう

1.商品や販売の話ではなく、「近い未来の姿」「目的」を書く
2.イメージボードは2枚以上描く
3.素材集やフリーイラスト、または自分の描いたイラストを用意する
4.ポジティブなイメージ、またはその次につながるアイデアを出す

正解イメージを作り、言葉とは違う角度から大事なポイントを見つけましょう。