写真を選ぶことは「メッセージを決める」ことに繋がります。
文字情報で伝えるだけでなく、見る側にしっかりとイメージが伝わるようにしましょう。
最適な写真を選ぶ
まずは写真選びです。
例えば、
「フィットネスジムで、美しくダイエットしたい女性をターゲットにした広告」
をデザインするとしたら、どの写真が最適でしょうか?
ここで考えたいのが、「方向性」です。
1.「その後」のイメージを前に出すのか
2.「方法」のイメージを前に出すのか
方向性によって写真選びは変わってきます。クライアントとしっかり打ち合わせしましょう。
今回は1.の「その後」のイメージを前に出す、でデザインを検討します。
方向性を確認しよう
「美しくダイエットしたい」がキーワードですので、連想できるワードは、
・美しい→きれい
・美しい→かっこいい
・ダイエット→美しさを保ちたい
・美しさを保ちたい→プロポーショナル
・フィットネス→アクティブ
など、たくさん連想ができます。
この連想ワードで適切なのは、2つの写真になります。
連想ワードについて、こちらで説明していますので読んでいただけると嬉しいです。
情報の入れ方を検討しよう
写真を選んだら、文字情報を入れ方を検討してデザインをしていきます。
先程の連想ワードをもとに、情報の見せ方を検討します。
「美しく痩せる」・「かっこよさ」・「アクティブ」・「プロポーショナル」などの基準を考え、
・全体をスッキリと構成する
・斜めのラインを入れることでアクティブさを出す
・キャッチコピーは美しさを感じる書体で
・他の情報はクセがなく弱々しくならない書体で
・ベネフィットはきちんと伝わるようにする
という感じでデザインをしていきますと写真のようになりました。
写真はイメージをダイレクトに伝えますので、選び間違えのないようにしたいですね。
文字情報はその世界観にあったフォントや表現を考えていきましょう。