名刺のデザインは、いろいろと限定されることが多いので注意が必要です。

・文字のサイズを小さくしなければならない
・入れるべき情報がたくさんある
・スペースが狭い

そんな中でやってしまいがちなことは、広く大きく使ってしまうことだと思います。

名刺気遣い1

広々と使えていて良いような感じがしますが、実際に名刺交換する時にどうなるでしょうか。

また、広く使うために余白をとっているつもりが、読みづらさに繋がってしまうこともあります。

渡す時のこと、渡した後の読みやすさを考えた場合、以下のようにすると上手くいきます。

名刺上部の左右両端は1cm四方分を空けて全体をレイアウトします。

 

また、文字の大きさを上げることはほとんどの場合難しいと思います。

その場合は、大きさはそのままに文字間隔を広げると可読性が上がりますので、Illustratorの「文字パネル」内にあるVA値を40〜200にして文字間隔を調整してみましょう。

 

この2つを意識するだけで、渡す時も渡した後も好印象な名刺になります。

名刺は「印象づくり」のための大切な道具です。

デザイン性だけを優先するのではなく、気遣いを最優先に考えてデザインをしましょう。