042.言語→非言語へ変換する場合のメリットとデメリット
デザイナーたるもの、できるだけデザインに寄った表現で示したいと思うはずです。
しかし、ムリにデザインへ変換するとおかしくなってしまう場合もあります。
なぜなら「言語」の場合と「非言語」の場合で伝わり方が異なるためです。
言語の場合と非言語の場合、それぞれのメリットは以下のようになります。
どちらも一長一短あることを理解しましょう。
何も考えずに言葉をデザインに置き換えると不都合が起きる場合があります。
例えば、パソコンやスマホの画面です。
単純に「NG」をシンプルに「×」だけで表現してしまうと、置き場所によって「閉じるボタン」「削除ボタン」などに勘違いされてしまう場合もあります。
デザインの基本は「見る人を迷わせない」ことです。
デザインにすべて置き換えるのが正解と考えず、この場面は「言葉」、この場面は「デザイン」と、その場面にあった表現を適切に選びましょう。